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2011年 9月

2011/9/26

ペットフード選びの基準
【アンケート実施期間】2011/8/3(水)〜9/6(火)
有効回答者数:761名(女性552名/男性209名)


「ペット総研」では、ペットオーナーのみなさんにご協力いただき「ペットフード選びの基準」に関するアンケートを当サイト上で実施いたしました。

★前回調査した「ペットフード選びの基準」(2010年発表)の結果はこちら!


◆ ペットフードを選ぶ上で一番重視しているポイントは?

昨年同様の調査を行った際に比べると、わずかながら「安全性」を重視する人が増えました。逆に、昨年1位の「栄養面」はやや減少し、上位2回答の順位が入れ替わりました。


◆ 次のうち、フードのパッケージで一番注目するポイントは?

もっとも多かった回答は「原材料や成分値」でしたが、昨年に比べ、目立った増加が見られた項目は「製品特長」でした。目的別フードがペットオーナーの間で広く認知された模様です。


◆ パッケージ以外で、メーカーが発信するペットフードの情報(製品のパンフレットやHPなど)はチェックしますか?

「必ずチェック」「気になれば積極的にチェック」を合わせると、8割のオーナーがペットフードに対して何かしらの関心を持っていることがわかります。


◆ 口コミ情報など、メーカー以外が発信するペットフードの情報はチェックしますか? (※複数回答可)(回答数 N=603)

「動物病院」と回答した人がもっとも多く、僅差で「友人・知人の口コミ」が続きました。上位2回答から推測するに、食は健康と直結しているだけに、専門知識の豊富な相手、もしくは自分自身がよく知っている相手からの情報のほうが安心という傾向があるのではないでしょうか。


◆ あなたがペットフードの安全性の指標としているのは?(※複数回答可)

「信頼できるメーカー」「安心できる原産国」が他の項目よりも多く選ばれた結果となりました。


◆ 日本において、2009年6月1日より、ペットフードの安全確保のための「ペットフード安全法」が施行されたことを知っていますか?

「初めて知った」という回答がもっとも多く、また、昨年の調査時とほぼ同率という結果となりました。施行から2年経った今でも「ペットフード安全法」があまりオーナーに認知されていないことがわかります。


◆ 「ペットフード安全法」が施行されている現在、日本国内で流通しているペットフードの安全性は信頼できますか?

「信頼できる」と回答したオーナーが半数を超えましたが、そのほかのオーナーは何かしらの不満・不安を抱えているようです。特に、「国産品のみ信頼できる」が昨年比でわずかではありますが減少している点が気になるところです。


◆ あなたがペットフードを選ぶ際、決め手となるポイントを具体的にお書きください。※コメント抜粋

<犬オーナーの場合>
・病院で勧められるもの
・獣医さんやブリーダーさんから薦めていただいた総合栄養食のペットフードオンリーで与えてきました。お陰さまで病気知らずの健康犬に育ちました。ただし某国産フード問題などで騒がれた時期はインターネットでの情報収集やメーカーに直接電話で問い合わせなどして安全性を自ら確認しました。
・やはり信頼性のあるブランドであること。あとは色々な店舗で多く扱っていること。品質にかんしてはサイトなどで確認している。
・犬の体質に合っていること。我が家はアレルギー持ちなので成分は必ずチェックします。また、低カロリーであることも重要視しています。
・国産であることと、アレルギーの原因材料を使っていないこと
・国内産である事、他アジア諸国、特に韓国と中国産は絶対に買っていません。今後の問題点は国内産でも放射能の影響ですね。人間より影響が大きいと思うので逆に国内主原料での国産は避けるかもですね。
・素材の安全性、原産国、添加物の有無、栄養価、ペットの喰い付き(嗜好)、入手性、価格(安いものは、かえって恐いので絶対に買わない)
・原材料前表示、中国産原材料不使用、メーカーの姿勢(情報開示や第三者機関での検査等)、Foodの比重
・1番のポイントは安全性ですが、実のところ確認はできませんので、メーカー側の情報を信じるしかありません。実際は おいしそうにたべるかどうかと ウンチの色、状態で 選んでいます。
・4Dミート(病気感染、汚染疑いのある肉、死骸)や、人口保存料や酸化防止剤の、トコフェロール、BHA,BHT、エトキシキン、小麦グルテン、肉骨粉や香料、着色料、穀物類、人口ミネラル、副産物、遺伝子組み換え、これらが使用されていない、中国以外の外国産原材料を使用したフード。
・人間用の原材料が使われており、添加物が無く、国産或いはドイツ製のドッグフードどあること
・価格と犬の嗜好性が合っていること。高価なプレミアムフードを与えても食べないことが多く、”うんち”の回数や量が減ってしまい、健康チェックが難しいので、比較的安価なものを与えている。
・同じ犬種を飼う知人からの口コミ
・ショップのスタッフとの会話や、お散歩友達のクチコミで、試供品の試せるモノを入手し、喜ぶかどうか
・サンプル商品で相性を見てから購入している

<猫オーナーの場合>
・尿路疾患があるので某メーカーの決まったものを選んでいます。
・なんといっても安全性とあまり高すぎても困るので価格も大切です。
・穀類の割合が少ないこと。また、例えばチキンミールではなくチキンが使われている。国内産のフードのリコールは聞いたことがないので、高品質なものは少ないが一番安全かもと思う。
・とりあえず中国産は避けます。あとは極力添加物の入っていないモノを選びます。
・原産国をフランスかアメリカの商品を購入するようにしています。日本製はまだ、全面的に信用していません。毛玉ケアを基本として低カロリーの商品を選んでいます。
・その猫の年齢や体型に合った、かかりつけの獣医さんがオススメしてくれるものを
・サンプルがあれば、まず利用する。無ければ、とりあえず買ってみる。一度買った商品は、必ずノートにつけるようにして、メーカーや味などで参考にしています。我が家のにゃんこは、3匹ともサーモンが苦手で、どこのメーカーでもサーモンはあまり食べないなど、傾向と対策に役立てています。
・安全で体に優しいものを・・と常に気を付けていますが、うちの子は好き嫌いが激しくて、嫌いなご飯は缶もカリカリも絶対に食べてくれないので、どうしても食事が偏りがちになるのが悩み。今は放射線の影響もあるので、今後は国産のほうが安全に関しては??大丈夫なの?と心配です。加工品などは特に気なります。
・いろいろ新しい物を試したりするけれど、本人の食いつきがいい物をまた購入している。
・信頼しているメーカーの製品で、ネコが好む味であること。信頼できるメーカーでもネコが食べないのでは買っても無駄だから。
・健康について安全かどうか気になるけど、最後は嗜好性で決める。食べてくれないといくら高い、いいフードを買っても意味ないので。


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ペットフードを選ぶ際、ペットオーナーがもっとも重要視しているのは、
やはり「安心感」「信頼」であることがわかる、今回の調査結果でした。

ただ、では何を持ってして「安心安全」とするのかという
基準に明確な答えがあるわけではなく、
「決め手となる具体的なポイント」の項目を見ても、
人によっては原産地や原材料であったり、ブランドの認知度であったりと、
バラつきが見られました。

中国産ペットフードのメラミン混入事件発生以降、
国は「ペットフード安全法」を設けて安全性の確保に努めていますが、
この法律の認知度は依然低く、また、「かび毒」「農薬」などの
安全基準値といった具体的な内容を理解するのが非常に難しいことから、
ペットオーナーへの安心材料につながっていないのが現状です。

「決め手となる具体的なポイント」の回答のなかで、
フードの安全性について「実のところ確認はできませんので、
メーカー側の情報を信じるしかありません」という意見が見られましたが、
おそらく多くのペットオーナーが同様の感覚を持っているものと思われます。

「メーカー以外の情報のチェック」の項目で、
8割近くが獣医師の薦めや友人知人の口コミなどを活用している点からしても、
信頼できる身近な人の評価を大切にする傾向が見られます。

とはいえ、前述のように国がペットフードの安全性確保に向けすでに
対策を行っていることに加え、各ペットフードメーカーが国の基準を満たし、
かつペットの健康をサポートするようなペットフードの
開発・販売に向け努力を行っていることは言うまでもありません。

そのような国・企業側の取り組みを伝え、ペットオーナーが安心して
ペットフードを与えることができるようになるために今求められているものは、
拠りどころとなり得る新しい情報発信のかたちなのかもしれません。




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