【アンケート実施期間】2015/6/17(水)〜7/14(火)
有効回答者数:1011名
前回の「
教えて!愛犬の飼育費」に続き、今回は猫オーナーのみなさまを対象に実施した、年間にかかる愛猫の飼育費について、アンケート調査の結果を発表します。
項目別に年間の費用平均と、それを元に算出した月間の費用平均を表にまとめましたので、ご覧ください。なお今回の調査結果では、雑種と純血種に大別して費用比較しています。
くわしい調査結果は……
★「教えて!愛猫の飼育費」 調査結果へ※各調査結果はFacebook上で公開しています。★以下の表は愛猫1頭にかかる費用(2014年4月〜2015年3月の1年間の費用)となっています。

◆上記1年間のペットにかかる費用は、前年と比べて増えていますか?減っていますか?
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
今回の調査では、総飼育費の平均が13万3,098円となり、昨年同様の調査を実施した際の結果(13万2,674円)に比べ、ほぼ横ばいで推移していることがわかりました。雑種・純血種のそれぞれの結果を見ても、プラスマイナス2ポイントと、いずれもさほど大きな変化は見られませんでした。
そのなかにあって、目立った増加を見せたのは、「ペット保険代」(3万1,135円/前年比152%)、「ペットホテル・ペットシッター代」(5,159円/前年比124%)で、特に雑種の「ペット保険代」がもっとも突出して増加した項目でした(3万1,018円/前年比183%)。
逆に、もっとも減少したのは「ペットフード代」(3万6,944円/前年比89%)でしたが、一方で、同じく食べることに関連した「おやつ代」が1万1,496円で前年比106%と増加しているのは、興味深い結果です。
決して削ることが出来ない食費などの生活必需品の出費は手堅く抑えつつ、その分浮いたお金を愛猫が喜ぶおやつ代や予防医療にかかわる費用などにあて、支出のバランスを取っていると推測できるのではないでしょうか。
さらに、猫は変化を嫌う生き物ですので、安定した生活を心がけるオーナーが多いと推測され、変化が少ない分、飼育費の増減も少ないのかもしれません。
また、前回の「教えて!愛犬の飼育費」の結果が、増税の影響を受け顕著な増加傾向を見せていたのに比べ、今回の結果からは、あまり増税の影響は感じられませんでした。
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くわしい調査結果は……
★「教えて!愛猫の飼育費」 調査結果へ※各調査結果はFacebook上で公開しています。