【アンケート実施期間】2013/7/3(水)〜8/6(火)
有効回答者数:1444名(女性824名/男性620名)
9月1日の「防災の日」にちなみ、「ペット総研」では「ペットのための防災」にまつわるアンケート調査を実施しました。その集計結果をまとめましたのでご覧ください。
くわしい調査結果は……
★「ペットのための防災」 調査結果へ※各調査結果はFacebook上で公開しています。「ペットの防災対策」をテーマに調査を行った結果、その必然性は理解しているものの、具体的には特に対策を行っていないというオーナーが多いことがわかりました。
たとえば、「各自治体が指定する避難場所や、収容避難場所を知っていますか?」の問いに対し、ペット同伴避難を想定した回答「その場所に行って、ペット連れが可能かどうか確認した」を選択した人はわずか7.7%にとどまり、逆にもっとも多く選択された回答は「場所を知らない」の36.2%でした。

さらに、「災害時を想定して、ペットに関して何か対策は講じていますか?」「ペットの飼育環境において防災対策を何か講じていますか?」の設問においても、いずれも「特に対策していない」がもっとも多い結果となっています。


このような状況の裏には、ペットの防災に関して不安に感じていることについての自由回答でも特に多く見られた、
「何をしたらよいのかわからない」「ペットの防災など考えたこともなかった」といったオーナーの心理があるものと思われます。
「防災対策」というと、たしかにとても難しいものに思えてしまいますが、たとえばいつもよりフードを多めにストックしておいたり、迷子札をつけておくなど、一見些細に思えることでも実施しておくと、いざというときに結果が異なってくることは、以前ペット総研で実施した
「ペットと東日本大震災」の調査結果でも明らかでした。
防災対策には「ここまでやれば大丈夫」というはっきりとした答えはありません。しかし、いざというときのために、できる範囲の準備と心構えをしておくことが、あなたとあなたのペットの身を守ることにつながるかもしれません。
くわしい調査結果は……
★「ペットのための防災」 調査結果へ※各調査結果はFacebook上で公開しています。