2012年9月
           
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
25
26
27
28
29
30
           
当ブログ記事へのトラックバック、およびコメント(*コメントの受付は記事掲載より1週間単位で締め切らせていただきます)が反映されるのに、1〜2日程度、時間がかかる場合があります。

また、内容が不適切な場合は掲載されない場合もありますので、予めご了承ください。



RSS




2012/9/24

ペットとダイエット
【アンケート実施期間】2012/8/8(水)〜9/4(火)
有効回答者数:998名(女性647名/男性351名)


食事の質の向上や完全室内飼育、高齢化など、さまざまな背景のもと、ここ数年問題となっている「ペットの肥満」。そこで今回は、「ペットとダイエット」に関する実態調査を実施いたしました。


◆ペットのダイエットをしたことがありますか?

「現在ダイエットしている」「今はしていないが、過去にしたことがある」を合わせると、半数以上の56.3%のオーナーがペットのダイエット経験があることがわかりました。やはり何かしらペットの体重管理に悩む人は少なくないようです。



◆ペットのダイエットを始めた一番のきっかけは何ですか?
※グラフは「ダイエットしていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (N=604)

「見た目が太った」という意見がもっとも多く、僅差で「病気ではないが、獣医師にすすめられた」が続き、このふたつの意見が半数を占めました。

さらに、この設問の回答を犬オーナーのみ、猫オーナーのみにそれぞれ絞り、データを比較してみました。
(全体 N=604 犬のみ N=442 猫のみ N=142)


グラフを見ると、猫の場合は「見た目」での判断が圧倒的に多く、逆に犬の場合は「獣医師のすすめ」が多いことがわかります。やはり犬と違い、あまり外に出て他人の目に触れることのない猫は、飼い主の気づきが肥満防止にもっとも重要であることがわかります。



◆ペットが太った理由は何だと思いますか?(※複数回答可)
※グラフは「太っていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (全体 N=666 犬のみ N=465 猫のみ N=172)


「食事やおやつの量が多いから」「運動不足だから」という回答が上位を占めました。また、犬オーナーでは「人間用の食べ物をつい与えてしまう」、猫オーナーでは「避妊・去勢手術をしたから」という意見を選ぶ人が多く見られました。太る理由も、動物種により違いがあるようです。



◆ペットのダイエットを行う際、食事面でどんなことをしましたか?(※複数回答可)
※グラフは「ダイエットしていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (N=666)



食事対策に関しては、やはり「量を減らす」「低カロリーなものに変える」といった意見が圧倒的に多い結果となり、逆に「与える回数を増やす」といった与え方を変えた人はあまり多くはないようでした。



◆ペットのダイエットを行う際、食事面以外で、どのような工夫をしましたか?(※複数回答可)
※グラフは「ダイエットしていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (全体 N=584 犬のみ N=437 猫のみ N=131)

この設問に関しては、散歩をする犬としない猫では大きく結果が変わってくることが予測されたため、全オーナーと、犬オーナーのみ・猫オーナーのみの3パターンのデータを比較してみました。

やはり犬オーナーの場合は「散歩量を増やした」が圧倒的に多く、対して猫オーナーは「遊ぶ時間を増やした」が多い結果となりました。また、運動しやすい環境作りに力を入れる傾向は猫オーナーのほうが強いことがわかりました。



◆ダイエットを行った結果、ペットの体重は減りましたか?
※グラフは「ダイエットしていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (N=595)

「体重が減った」と回答した人が75.3%と、多くのオーナーがダイエットに成功している結果となりました。ペットのコンディションを上手にコントロールできるオーナーが多いのでしょう。



◆ダイエットの結果、体重以外に何か変化はありましたか?(※複数回答可)
※グラフは「特にない/ダイエットしていない」と回答した人をのぞいたデータです。
 (N=394)



このグラフでは、青い棒グラフがダイエットによるよい変化、赤い棒グラフが悪い変化を示しています。それによると、体が軽くなったことで「活発に動くようになった」という意見を選ぶ人が圧倒的に多い一方で、「食事への執着が強くなった」と回答する人も少なからず見られました。人間同様、健康のためとはいえ、食事によるダイエットはペットに何かしらのストレスをもたらすのでしょう。



◆ペットの体重測定はしていますか?

月に1回以上は体重測定しているという人が、約半数の51.1%となりました。推測するに、特に犬オーナーでフィラリア予防薬を飲ませている場合、体重により薬の量が変化するため、定期的に量っているケースが多いのではないかと思われます。



◆自分のペットにとっての、1日の適正給与カロリーを知っていますか?

パッケージに表記された「給与量」を見てフードを与えている人がもっとも多いようで、約3割にのぼりました。



◆ペットのダイエットにまつわる成功談・失敗談や、オススメのダイエット法などを教えてください。
※印象的なエピソードの抜粋


▼ ダイエットの成功体験
・いくら食事の量や回数を減らしても食べたくてご飯をくれと甘えてくるので、その分思いっきり遊んであげると忘れてくれるし、走ったり、とび跳ねたりするので必然的に運動量も増えストレスも減り本人も喜んでいるので、やはり動物だけに強制的にダイエットをするのではなく、飼っている方も責任を持って一緒に見てあげないといけないなと感じました。
・ダイエットの成功の秘訣は飼い主の忍耐だと思います。おやつや人間が食べている物をいくら欲しがっても与えないこと、それはそれは忍耐が必要です。
・ドッグフードの量を減らしましたが、代わりに少し大きめのキャベツを与え、見た目もボリューミーで身体にも優しく低カロリーの食事にしたところ、キャベツが大きいので食事に少し時間がかかり、歯ごたえもあるためか健康的にダイエットをすることができました。
・トマトダイエット。皮つきトマトをボイルし、少し減らしたドッグフードの分皮をむいたトマトを入れるだけ。犬も喜んで食べてくれたし、ちゃんと痩せた。
・ねずみのおもちゃを使って階段で遊ぶこと!食いつきもいいし、上下運動もできるのでダイエットにもなるんじゃないかな、と思います。
・ペットだけでなく飼い主の方がダイエットが必要だとわかったので一緒にダイエット。散歩の時間を増やし毎日体重を量りともに減量成功!
・運動をさせる際に、一緒にペットの性格に合った言葉をかけるようにした。我が家のペットは褒められることが好きなため、たくさん運動をした後はとにかくほめちぎる態度で接した。
・家の大型犬は若い頃から1日3回散歩をして、暇があれば広場で走らせる等ガンガン運動しましたので、太った経験がありません。今では13歳なので、少し衰えましたが若い頃に散々運動したおかげか、老化による体重増加も見られず健康に過ごせております。短時間室内でかまってあげるだけでも、全然違いますから定期的に遊んであげて下さい。どんな生き物でも放置は厳禁です。
・犬用ルームランナーを使っています。楽しそうに走っています。
・私はウサギを飼っているのですが、ペレットではなく、牧草をたくさんあたえてるようにしたり、おもちゃを作ってあげて、運動したりしています。
・自分が食事をとる時に犬を別の部屋に移動させます。どうしても犬が欲しがるのでついついあげてしまうのですが、そういうことがなくなり、すぐに元の体重に戻っていきました。
・暑くてお散歩に行けない日が続き、結果運動量が減って体重が増えました(400gほど)。なので、リビングの家具の配置を換えて、プチドッグランのように走り回れる環境にしたところ、少しですが体重が減りました。
・食べ過ぎて太っているなら、摂取するエネルギー量をセーブすれば、自ずと痩せます。しかし、急激にエサを減らすと身体は防御反応で、食べたものを活動に必要な分まで蓄えに回そうとし、ダルそうに動かないとか、食べても痩せない状態になります。そのため、食事制限するなら、まず現状から10%減らして1ヶ月キープ、翌月更に10%減らして1ヶ月キープ、と時間をかけて減らしたら成功します!
・食欲がすごくある子達なので、食事量を減らすとかわいそうなので、かつおぶしのだしをかんてんでかためたノーカロリーかんてんゼリーを食事に入れてかさをふやし、満腹感を損なわないようにしました。



▼ ダイエットの失敗談、困ったエピソード
・14才のシニア犬。ストルバイト用の療法食に変えてから2年で3kgほど太ってしまいました。普通のシニア用のえさに戻せないので、仕方なく低カロリーの療法食に変えました。高価なエサを与えているのに、目が届かない所で家族がおやつを与えているため、ダイエットは順調に進みません。
・うさぎを飼っているのですが、にんじんやキャベツが主食なので太らないと思っていたら、そうではなかった。与え過ぎに注意。
・ダイエットが成功したので、フードパッケージに表示された量に戻したら、体重も戻ってしまった。エネルギーの燃焼量に個体差があって、表示通りにしなくてもいいのかなと思い中です。
・ダイエット中でお腹がすいたのか、猫がご飯のある場所の戸(引き戸)を自分で開け、キャットフードの袋を食いちぎり食べていた。
・ダイエット用フードを食べさせて見たら、そちらの方が気に入ったらしく、逆によく食べるようになって太ってしまったことがありました。
・ペットが欲しいとねだってきた時におやつ(ホタテ系)をあげていたが、ダイエットのため1日に与える回数を決めて体重減少を期待していたが、しつこくおねだりされるため、結局折れておやつをあげることがしばしば。そんなことが続いていたため大きな効果は見られなかった。
・ペットのダイエットは家族みんなでやらないと意味がない。私が厳しくしても主人がこっそりおやつをあげると全然痩せないから。
・ペットの食事量を減らしはじめたら、生ゴミを入れていたゴミ箱を漁りはじめました。今は重石を乗せて対策してますが、ゴミ箱を漁った犬の気持ちを考えると太らせてしまって申し訳ないなと改めて感じました。
・家は多頭飼いなので、どうしてもダイエットしてない子のご飯を食べてしまったり、その子達までオヤツを減らさなければならないので大変でした。他の子はあまりご飯を食べないので残したフードも食べてしまったりして、計った量より食べてしまったりしてました…。
・家族以外の者が人間用のおやつを与えていて、ダイエットに失敗しました。ダイエットするうえで環境も大事だと実感しました。
・我が家の柴犬が太り気味だったので、お昼ご飯の量を少し減らしてダイエットをしました。見た目がすっきりとした体型になり、痩せてよかったと思っていましたが、最近シャンプーをしてあげたとき、体を触ったら背骨が出ていて、心配になるくらい痩せてしまったことに気付きました。今はまたご飯を量を少し増やし、体重の調整をしています。ダイエットをするときは、目だけで確認するのではなく、こまめに体を触って確認すること、また体重計に乗せて正確に重さを量ることが重要だと気付きました。
・散歩量を増やそう!と頑張って歩いたら自分が筋肉痛になり、次の日いつもより短い散歩コースになったので結局プラマイ0でした…。




-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-



ここ近年、「ペットの肥満」が増加傾向にあるといわれていますが、
今回の調査からも、ペットの体重管理や肥満対策のために
ダイエットを行った経験を持つオーナーが少なからずいることがわかりました。

太った原因には「食べる量が多い」「運動不足」という意見が多く、
また、ダイエット方法として取り入れていることには
「食事内容・与え方の見直し」「適度な運動」など、
ダイエットに関連した事情は、ペットも人間とあまり大差は
ないことがわかります。

ただ、人と違い、ペットは自主的にダイエットすることはありませんので、
オーナーの意識次第で、その後の結果が大きく変わるようです。

「ダイエットにまつわる成功談・失敗談」の自由回答でも、
ダイエットがうまくいかない理由に
「かわいいから、ついご飯やおやつをあげすぎてしまう」
という意見が見られる一方で、成功体験では
「おやつや人間が食べている物をいくら欲しがっても与えない」と、
ペットとの“根競べ”に打ち勝つことの重要性をあげる人が
多く見られました。

また、回答者自身はきちんと食事・運動管理ができていても、
同居する他の家族がおやつを与えてしまうので、ダイエットが
うまくいかないという意見も、少なからずありました。

「心を鬼にする」という表現を使う方が多く見られましたが、
ペットのダイエットの成否はまさに、飼い主の気の持ちようと、
家族全員の協力が不可欠であると言えるでしょう。






フリーソフトで作るブログ