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2012/4/23

ペット保険について
【アンケート実施期間】2012/3/7(水)〜4/3(火)
有効回答者数:1112名(女性739名/男性373名)


今回「ペット総研」では、ペット保険に加入していない全ペットオーナーを対象に、「ペット保険」に関するアンケートを当サイト上で実施し、ペットオーナーはいったいどのような保険を求めているのか、実態調査を行いました。

★前回調査した「ペット保険について」(2010年発表)の結果はこちら!


◆ ペット保険に関心がありますか?



実に70.2%のオーナーがペット保険に関して何かしらの関心を持っているという結果となりました。なお、オーナーの性別に見た場合、男性より女性のほうがやや関心度が高い傾向にありました。


◆ ペット保険への加入を検討していますか?



「具体的に検討中」はわずか1割にとどまり、当面は加入する予定のないオーナーのほうが圧倒的に多いことがわかります。また、動物種別に見ると、他のオーナーに比べ、犬オーナーの加入意思はやや強い傾向が見られました。一方、保険商品自体が少ないせいか、小動物などの「その他」のオーナーは「検討したことがない」が圧倒的に多い結果となりました。


◆ ペット保険に加入する場合、一番気になる部分はどこですか?



「保険料(掛け金)」が圧倒的に多く57.2%にのぼり、2位の「補償の範囲」を大きく引き離す結果となりました。安心のためとはいえ、補償内容より月々の出費のほうが気になるオーナーが多いようです。


◆ ペット保険に現在、加入していない理由はなんですか?次の項目のうち、当てはまるものを選択してください。(※複数回答可)



「現在、ペットが動物病院で診療を受ける機会が少ないから」がもっとも多く、ついで「どんなペット保険を選べばいいのか、よく分からないから」「保険料を支払う金銭的な余裕がないから」が続きました。ペットが健康を維持できている状態では、なかなか保険加入のきっかけをつかめずにいるオーナーが多いと推測されます。


◆ 次のうち、知っている、または聞いたことのあるペット保険商品をお選びください。(※複数回答可)



約半数のオーナーは「どれも知らない」と回答し、何かしら知っていると回答したオーナーの間では上位3社を損害保険会社が占め、以下小額短期保険業者が続く結果となりました。


◆ ペット保険を取り扱う会社は、「損害保険会社」と「少額短期保険会社」という2種類に分かれていることを知っていますか?




約2年前に同様の調査を行った際の結果に比べても、大差のない結果となりました。多くのオーナーはこの2種類の違いについて、あまり認知していないようです。


◆ ペット保険制度は必要だと思いますか?



「必要だと思う」と回答したオーナーが圧倒的に多く、8割を超えました。やはりペットのいざというときの安心とサポートを必要としているオーナーが多いのでしょう。


◆ どんなペット保険だったら加入してみたいですか? あなたの自由な意見をお聞かせください。
※印象的な意見の抜粋

▼ 補償範囲が広い
・ダックス3匹の多頭飼いなので、金額的に余裕がありません。以前ペット保険会社に聞いたところ、長期の外耳炎には該当しないと言われました。できればすべての病気に対応して欲しいです。
・どんな手術にも対応してくれる保険。例えばウサギの過長歯手術にはどこも払い戻し対象にはしてくれないらしい。
・今、7歳の猫と暮らしています。がん治療や、骨折、尿路結石などが、これから先に気にかかる病気です。老いてから直面する問題からの健康面もサポートしてくれる保険だとありがたいです。
・シニアの子でも補償範囲や金額がしっかりしている。加入前に発症している病気も補償(制限付きでも)してもらえる保険があると嬉しいです。以前加入していた時に、食道が爛れる炎症から治癒段階で食道狭窄を起こした時、食道は切開手術出来ない部位なので、獣医さんが工夫して心臓カテーテル用のバルーンで治療して頂いたのですが、「切らないと手術じゃない」と言って手術代が出ませんでした。それをきっかけに保険を止めました。日進月歩の獣医療にきちんと対応して欲しいです。

▼ 「年齢制限なし」など高齢ペットに手厚い
・ペットが高齢になっても手頃な価格で加入できる保険。以前15歳の猫が通院時に保険加入を検討したがNGだった。
・家のわんこは、すでに12歳。子犬の時は病気なんて考えず、保険も考えなかったが、今までに2度手術をした時には保険に加入しておけばよかったと思った。
・高齢でも加入できる保険。昔はペット保険というのはなかったのでそのままになり、今加入したくても加入できず困っている。高齢を理由に断らないでほしいし、ある年齢に達したからといって更新をしないというのは冷たい。
・10歳以上の犬の保険料を安くして欲しい!犬も今は高齢犬時代です…長くリーズナブルで手厚い補償を望みます。
・高齢の場合、人間のように介護保険があれば良いと思います。19歳で天寿した愛犬は要介護でした。
・シニアの子でも補償範囲や金額がしっかりしている。加入前に発症している病気も補償(制限付きでも)してもらえる保険があると嬉しいです。以前加入していた時に、食道が爛れる炎症から治癒段階で食道狭窄を起こした時、食道は切開手術出来ない部位なので、獣医さんが工夫して心臓カテーテル用のバルーンで治療して頂いたのですが、「切らないと手術じゃない」と言って手術代が出ませんでした。それをきっかけに保険を止めました。日進月歩の獣医療にきちんと対応して欲しいです。

▼ 持病があっても加入可
・加入の検討をしている間に我家の猫は病気にかかりました。それは現在も持病として闘病中です。そんな状態でも入れる保険があったら直ぐにでも入りたいです。また、保険に入っていても特定の病気にかかった場合、保険の継続ができないと聞いています。せっかく保険に入っていてもそれでは意味がありません。長期間の闘病(医療費)が必要な個体に対しても継続できる保険を希望します。
・近年人間の保険でもあるように、持病があっても入れる保険が欲しい。ペットは人間よりも短期間で病気になったり悪化するので、気がついた時点ですでに保健に入れない状況になってしまいがちなので。
・うちの子は、血小板減少症になり保険に入れません。そんな場合でも使える種類が限定されても入れる保険があるといいな〜と思います。

▼ 予防医療もカバー
・保険に入っていたら、健康診断とかが何割か安くできる。
・健康診断が定期的に無料でできる。高額な医療費がかかる前に、病気を防ぐことに目を向けたもの。
・小型犬のため、病気に弱いので、通院に手厚いものがあったら嬉しいです。また、フィラリアなど、定期的に必要な予防処置など、積み立てできたりするものがあったら、嬉しい。

▼ 多頭飼育に対応
・わが家は猫がたくさんいるので、ひとつ加入したらすべての猫に保険がきくというのがいいです。あと、保険料が年間数千円位。
・愛犬のためにできるだけ苦痛のない最先端の治療させてあげたいが、3頭もいるので保険に入る金銭的な余裕がない。多頭飼いの飼い主のための保険があれば検討してみたい。
・補償の範囲が広く、掛け金の安いもの(月500円、年5000円くらいから)。現在4匹飼っているので、まとめて入れば安くなる家族割引の様な制度があれば助かる。

▼ ペットの種類別・疾病別に対応
・種類に応じた掛かりやすい病気があります。そういうものを考慮して、例えば「小型犬は○○にかかりやすいから、その場合の保証は●●円まで負担」というようなケースバイケースのものがあれば良いなあと感じます。
・大型犬等、医療費が嵩みそうな動物に対する補償が充実している保険。
・掛け金が安く、猫の病気に特化した保険。

▼ 犬猫以外のペットも補償
・犬や猫など以外の小動物や鳥などの保険はないのでしょうか。デグーは8年くらい、オウムなど50年くらい生きます。保険は必要だと思います。
・犬猫のほか、鳥や小動物まではあっても、爬虫類がないので困ります。オーナーは多いと思うのですが…。

▼ その他
・自然災害での怪我の保証。
・年齢と頭数に左右されない、均一の掛け金で、経済弱者でも支払える金額の保険。
・飼い主とのセット保険。
・以前加入していましたが、その間使ったのは一回のみ。五年を越え高額になり継続しませんでした。使用頻度にあわせて継続時割引などがあれば安心のため加入したと思います。
・ペット用品のメーカーさんと提携して、保険に入ると定期的に特典がある…とかだと少し魅力を感じます。
・西洋医学だけでなく、東洋医学やホメオパシーなどの獣医師による診療もカバーされるとよい。
・通院回数・金額無制限。以前、動物病院に勤務していた時、「治療費が高いから」と言う理由で病気のペットの治療を拒否する飼い主が多々いらっしゃいました。もっと、普通に、一般的に、もしくは人と同様、半強制くらいな勢いで、ペット保険が普及してくれたら良いなと思います。
・子犬の時は入ってましたが、病気などで保険を利用することはありませんでした。更新時に、このまま加入を続けても年をとって医療機関にお世話になる頃には掛け金がかなり高くなるようだと知りました。それならば、覚悟を決めて掛け金を将来のために貯蓄しようという結論に達しました(我が家は大型犬のため希望する保証の保険はかなり高額になります)。
・滅多に罹らない病気より、罹りやすい病気も補償してくれるもの。


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


2010年5月に同様のアンケート調査を行った際の結果に比べ、
「ペット保険」自体の認知度は多少あがっているものの、
自分自身が実際に利用しようと思うまでには至っていない
現状が見えてきた、今回の調査結果でした。

【ペット保険制度は必要だと思いますか?】に
対して8割以上が「必要」と感じているにもかかわらず、
それでも加入に至らない理由のひとつは、
やはり「保険料(掛け金)」の負担でしょう。

【ペット保険に現在、加入していない理由】の設問で、
「保険料を支払う金銭的な余裕がない」が上位回答に
選ばれていることも、そのことを裏付けています。

また、【どんなペット保険だったら加入してみたいですか?】の
自由回答でも、半数近くの人が「保険料が安いこと」を
条件にあげていました。具体的な金額が明記された回答を
見ると、「月500〜1000円」が限度と考えている人が
多いようでした。

大切なペットの健康を守るためのものとはいえ、
一般のオーナーにとって「ペット保険」はなかなか
手の届かない存在になっているのが、現状でしょう。

また、もうひとつ気になったのは、「加入したくてもできない」
というオーナーが少なからず見られたことです。

そのようなオーナーは、「持病を抱えている」
「年齢制限にひっかかった」という理由をあげており、
何かしらの疾患を発症したり、高齢化の影響が出てから
加入を検討しても手遅れだったというケースのようです。

しかし実際には、そのようなオーナーこそが
一番保険を必要としていると考えられることから、
今後そのようなケースにも対応する、柔軟な保険商品を
求める声が強まっていくものと思われます。







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