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2012/3/12

ペットと東日本大震災
【アンケート実施期間】2012/1/11(水)〜2/7(火)
有効回答者数:798名(女性535名/男性263名)


「ペット総研」では、東日本大震災発生から1年を迎えるにあたり、ペットオーナーのみなさんにご協力いただき「ペットと東日本大震災」に関するアンケートを当サイト上で実施いたしました。



◆ 震災発生時、ペットは誰と一緒にいましたか?

70%を超えるオーナーが震災発生時に自分、もしくは家族がペットと一緒にいたと回答し、ペットだけで留守番をしていたケースは20%強にとどまりました。

あわせて、大量の帰宅困難者が発生した東京都、および都内への通勤・通学圏内の神奈川・埼玉・千葉の1都3県のデータのみを抽出し、集計しました。

【全回答の集計データと東京および近隣3県のデータ比較】


その結果を見ると、いずれの県も「ペットだけで留守番」の回答率が全回答の集計結果に比べて高い傾向が見られ、なかでも埼玉県は10%以上高く30%を越えています。1都3県のなかでは東京がもっとも低い値を示したところも興味深い点です。


◆ 震災後(※震災発生直後から1週間程度)、ペットに何か変化はありましたか?(※複数回答可)

※この設問では、被災地(※)のペットオーナーの回答のみ使用しました(N=304)。
※さらにそこから「犬オーナーのみ(N=187)」「猫オーナーのみ(N=90)」のデータを抽出し、計3パターンの集計データを比較しました。

被災地の全オーナーの65%が「何かしらペットに変化があった」と回答しています。具体的な内容を見ると、犬・猫ともに「音などに敏感になった」と回答した人が多く見られましたが、そのほかでは、犬では「そばを離れなくなった」の割合が高いのに対し、猫では「どこかに隠れて出てこなくなった」が多く見られました。また、猫の場合は、「特に変化なし」の割合が被災地全体・犬のみのデータと比較しても高いことがわかります。ひとくちに「ペット」といっても、災害への反応は動物種により大きく異なることがよくわかる結果となりました。

※「被災地」の対象地域
「災害救助法」が適用された市区町村を有する岩手、宮城、福島、青森、茨城、栃木、千葉、東京の1都7県


◆ 震災時、ペットに関してやっておいてよかったことや、あってよかったものはありましたか?(自由回答)
※グラフは「特になし」「被害にあっていない」と回答した人をのぞいたデータです。(N=459)



【コメント抜粋】
・普段から抱っこで散歩に出かけていたので急な避難でも手こずらないで良かったです。猫にもハーネスは必須だと思いました。
・呼び戻しなどの基本的なしつけをしておいてよかったです。パニックにならずに一緒にテーブルの下で静かにそばにいてくれました。
・犬を4頭飼っているので、アウトドア用のテントをサークル代わりに使いました。
・たまたまですが、餌やトイレ用品の備蓄が十分にあり、物流の混乱に左右されることがなかった。また、震災後の放射能の影響について、手持ちの軟水のミネラルウオーターがあったため、安心して水を与えることができた。
・平日の昼間は自分も妻も仕事で不在のため、実家に預けているがやはりそれが心強かった。もし、一人で留守番させていたら不安で仕方なかったと思う。
・ある程度の音に慣れさせていたのはよかったことだと思う。あとは、アロマオイルなどで落ち着かせることができたこと。
・(地震が起きたのが)一緒に外でお散歩してる時で、地震ということに気づかなかったので、揺れる怖さに気づかなかったので良かったと思った。
・緊急時に備え、飼育頭数を2匹と決めていたこと!
・震災当日はもともと帰りが遅くなる予定だったので、ごはんの時間をあらかじめてセットしておいて、その時間に自動でポコっとごはんが出てくるようにしておいたので、電車が止まって帰りが遅くなったにも関わらず、きちんとごはんは食べてくれていたので安心しました…。
・メダカを飼っていますがその鉢の下に滑り止めを敷いていたのでずれていなかったです。
・いつも缶詰、カリカリはストックしていましたが、ブログの仲間が(関西方面)「何か必要なものがあったら、すぐなんとかするから」と言ってくれたので非常に安心感がありました…お友達の輪があって良かったと思います。
・人の動揺や緊張は動物に移るのでできるだけ騒がず、冷静に対処するように心がけたので家の子たちは揺れても怖がったりせずに済んだ。

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ペット用品で「あってよかった」とあがったアイテムの内訳を見ると、「ペット用ヒーター」「ドライシャンプー」「おむつ」「レインコート」などがあげられたほか、ペットのためのものではありませんが、「ペットの写真」「洗濯ネット」という意見も見られました。また、「水槽の転倒防止対策をしていたおかげで水がこぼれずに済んだ」など、魚オーナーの意見が多く見られたのも印象的でした。




◆ 逆に、震災時にペットに関して困ったことはありますか?(自由回答)
※グラフは「特になし」「被害にあっていない」と回答した人をのぞいたデータです。(N=421)



【コメント抜粋】
・猫は怖がって隠れてしまうので、うまく助けられない。
・恐怖でパニックになり、コマンドがきかなくなった。
・地震のショックでPTSDにかかり、夜になると寝ないで騒いだり、奇妙な行動に出るなど大変でした。動物病院で精神安定剤を処方してもらいましたがぜんぜん効果がなく、2週間ほど電気を着け居間で毛布をかぶって寝てました。今でも震度2程度でパニック起こしますが、落ち着くまでの時間は早くなった気がします。
・マンションで6Fだったので、非常階段しか使えないから、犬4匹&猫1匹を一度に避難させるのが困難。
・避難場所にペットを連れて避難できず、停電や断水のなか家にいた。
・津波警報が出ていても動物を置いていくわけにはいかず、家にとどまって我慢した。
・地震が起きた時、ペットがどんな状態なのかわからず気が気ではありませんでした。離れていても状態がわかるようなWEBカメラがあったらよかったのにと思いました。
・電車の中で地震にあい、電車をおろされ駅から出されたのですが、犬が一緒だとお店にもカフェにも入れず、寒いなか外にいるしかなかったことです。電車が動かず徒歩で4時間かけて帰宅しましたが、もし宿泊せざるをえない場合、犬が一緒だどこにも泊まれないと思い困ったなと思いました。
・フードの在庫が少なかったので、ガソリン不足もあり確保が大変でした。
・断水の際、ペット用の水は給水担当者に拒否された。
・エレベーターが止まってしまい、散歩に行くのに、自宅がある10階まで階段で上り下りした。
・水が出なかったのでシャンプーができなかったが、一緒に車の中で生活しなくてはいけなくて臭いがきつかった。
・いざとなったときハーネスや首輪&ヒモ、あるいは迷子札などが必要になるかもしれないのに、普段から首輪などをしていないので慣れさせておけばよかったと思った。
・今回の震災は寒い時期だったので平気でしたが、暑い夏の時期だと短頭種の犬なので命にかかわる状態になったと思います。
・避難しなければならないとしたら仲の良いペットの飼い主さんと連絡をとりあって避難したいと考えたが、公園ではいつも会うけれど携帯電話の番号がわからない飼い主さんが多く困った。
・ケージのなかで暴れたようで前足の爪がどこかに引っかかり抜けてしまい、抜けた爪が再度刺さってしまいました。しかし、動物病院もどこもお休み…困りました。

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多くのオーナーが、いつもと違う反応を見せるペットに戸惑いをおぼえたようですが、なかでも「緊急地震速報の警報音に怯えるようになった」という意見が、特に多く見られました。また、「多頭飼育のため一度に避難させられない」など、飼育頭数にかかる避難時の不安をあげるオーナーも多いようです。



◆ 今回の震災を機に、ペット用の防災グッズを何か準備しましたか?

60%近いオーナーが「いいえ」と回答しているものの、一方で、全体の1/4を超える約26%が新たに防災グッズを準備したと回答し、ペットのために何かしらの備えを行っているオーナーが全体の半数に迫る勢いで増加した結果となりました。



◆ 今、家にあるペット用の防災グッズは何ですか?(※複数回答可)



キャリーケースや携帯用フードボウルなどが上位を占めたことから、日ごろから使う用品をそのまま防災グッズとして使用するオーナーが多いものと思われます。



◆ 今回の震災を機に、ペットのための防災対策を何か行いましたか?(自由回答)



【コメント抜粋】
・ペット同伴可の避難所でもペットが他の避難者の毛布におしっこをしてトラブルになったケースがあったので、「マナーベルト」を複数用意した。
・ペット用靴を買いました。東北方面の知り合いに家のなかはぐちゃぐちゃ、外はがれきだらけで犬の足が傷だらけになったと聞いたからです。抱っこできる大きさではないので、すごく現実的に考えてしまいました。
・車の買い替え時と重なったので、車内でシートがフラットにできる車(震災時、避難所にペットは入れないかもしれないので…車の中で一緒に寝られることを考えて)を第一に考慮し、車種を選びました。
・マンション内で、ペットを飼っている住人の方々との緊急時連絡網を作った。
・鉄筋コンクリートのマンションに引っ越しました。
・日中は仕事で不在になるためどうにもならないのですが、もし家屋が壊れて逃げられたとしたらすぐに分かるように近所の方々にもお会いする機会を設け知ってもらう他、自宅内では首輪はしないのですが名前や連絡先を書いた首輪を常時するようにしました。

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もっとも多かった回答は「防災グッズの準備」で、その内訳のおもなものとしては「ペットフード」「ペット用飲料水」「キャリーバッグ、ケージ」「トイレシーツ、猫砂」「リード、係留グッズ」「フードボウル、水飲みボウル」「洋服」「ブラシ」「写真」などがあげられました。またそれらを「枕元」「玄関」「車の中」など、何かあった際にすぐに持ち出せる場所に置いていると回答した人が多く見られました。




◆ 今回の震災を機に、ペットに関する防災意識に変化はありましたか?

「ペットに関する防災を初めて意識した」「ペットに関する防災意識が強くなった」をあわせると、半数を大きく超える66.7%のオーナーがこの震災を機に、「ペットの防災の重要性」を痛感したようです。



◆ 被災ペットのために、何か行ったことはありますか?(※複数回答可)



遠隔地からでも取り組みやすい「義援金」「救援物資」への協力を行う人が多く、逆に被災地へ赴いたり、被災ペットを迎えているという人は非常に少ない結果となりました。「何かしてあげたい」と思っても、実際に動物ボランティアとして行動を起こすことは、多くの人にとって難しいことがうかがえます。


◆ 被災された方はペットとの被災体験など、その他の方は震災時のペット関連ニュースへの感想などを、ご自由にお書きください。
※印象的なエピソードの抜粋

▼ 震災体験・被災地の様子など
・あの日、段々すごくなる揺れ。食器棚・テレビ…家のなかは、メチャメチャ。猫達は、部屋なか走り回り、最終的には、こたつのなかに隠れていました。幾度となく来る余震と、来る前のゴーと言う音には敏感になり、すぐにテーブルの下、こたつのなかに急いで隠れる癖がついてしまいました(福島県)
・こんな災害人生で初めてで、ペットがこんなにパニックになるとは思わなかった。家のなかを逃げ回り捕まえることができず、なかなか避難することができなかった(茨城県)
・ブログの友達が、猫と一緒に避難しようとして逃げ遅れて、津波に巻き込まれて亡くなりました。奇跡的に3匹の猫のうち1匹だけキャリーが浮いていて助かったそうです。2匹は友人とともに亡くなりましたが、助かった子は一人ぼっちになってしまったご主人のために彼女が残してくれたように感じました(東京都)
・茨城在住で震度6強の地震に遭い、飼い猫は震災当日行方不明に…しかし津波警報が出ていたので避難所に行くことに。避難所ではペット受け入れは×(まったく物資がない最悪なレベルの避難所でした)。津波や地震の避難解除されてませんでしたが、心配で家に戻りました。1匹は3月12日の昼過ぎに無事な姿で戻って来てくれましたが、もう1匹は未だ行方不明(茨城県)
・私はそばにはいられませんでしたが、家族と一緒で良かったと思います。何が原因かは分かりませんが、一時期肝臓が悪くなりました。人もですが、動物にとっても大変だったと感じます(東京都)
・実家で飼っているコーギーは津波で被災した両親とともに地区の避難所に避難しました。3月11日の夜は本当に小さな塩むすびを一人ひとつ配られたそうです。餌を流された我が家の犬もお腹をすかせていましたが、避難者のなかには遠慮してペットを置いてきた人もいたので、犬に堂々とそのおにぎりをあげることができませんでした。母は自分の分を半分残し、暗いなか散歩に連れ出しこっそり食べさせたそうです。いつもはガツガツ食べる犬も状況を察知したのか静かに食べたそうです。人間にも犬にも辛い日々だったと思います(埼玉県)
・仙台自体がパニック状態なので、どこもペットには焦点を当ててもらえませんでした。餌どころか人間にも水もない日々だったので、ただ呆然と過ごしてましたので、何かマニュアル的な物があったら助かります(宮城県)
・地震が起きる1時間ほど前に、今までに聞いたことのないような鳴き声をあげて、どうしたのかなと思ったら、それから1時間後に地震が起こりました。そのことをまわりの方に言ったら、ペットを飼ってるところで似たようなことがあったと聞きました。それからはペットの様子を気にしながら、いつ何が来てもいいように備えております(岩手県)
・停電で4日ほど困りましたが、水やガスは使えたので特に困ることはありませんでした。でも余震を怖がり夜もあまり寝ていないようだったので精神面でのケアが大変でした。またパニックで逃げ出した犬が何匹もいたようで呼び戻しやカラー、迷子札の認知度が低いことに驚きました(岩手県)
・被災した知人が集まり、共同生活を送らなければならなくなりましたが、電気、食糧、水などが手に入らず不便な共同生活のなか、犬がいることで、どんなにみんなの心が癒されたことか。犬を飼っていて良かったと思いました(岩手県)
・被災時、実家の茨城にいました。ウサギの「小麦」は、あれ以降物音に敏感になってしまいました。また、未だに地震が毎日のようにあるので、怯えているようです。言葉をかけてはいますが、小麦が早く元気になるといいな(東京都)
・野良猫の姿が大幅に減った。おそらく地震の揺れに怯えて縁の下などに逃げ込んで津波で溺死してしまったのだろう。心が痛む(宮城県)

▼ 震災に寄せて
・ペット産業に勤めているので、仕事柄ペットの救援物資の依頼が多かった。しかし、人間の物資確保もままならないのに、大量のペット用の物資を送ったとしてはたして有効に活用されるのか疑問に感じたし、それがペット業界の限界を感じさせた(新潟県)
・テレビやラジオでの情報提供が極端に少なかったように感じます。ネットに普段から接している生活だったので、あまり支障を感じませんでしたが、もしネットが使えない状況であれば、現状を知ることは困難だったのではないでしょうか。人命優先となるのは仕方ないのですが、動物に対する援助や支援の方法ももっと周知されてもよかったと思います(東京都)
・ペットとは違うかもしれないが、原発の問題で家畜動物を手放さなければならない家畜農家の気持ちを考えると心が痛む(山形県)
・ペットと一緒に避難所へ入れない人の大変さがすごくわかったと同時に、そうなった場合の自身の自治体ではまったくと言っていいほどペットと一緒とは無縁の状態であり、非常に恐ろしく感じると共にガッカリした。あまりの自治体格差に引っ越しをしようかと本気で考えた(持家ローン返済中だけど)(新潟県)
・ペットと災害について考えたことがなかった。自分だけ避難所に行く選択肢はありえないので、狭い車中泊でも体調を維持できるよう、鍛えるようになった(徳島県)
・ペットは家族と同じ。癒してくれる存在でもあるから、震災後ペットを飼う人がまわりに増えた(阪神大震災経験)(兵庫県)
・ペットを連れて避難するためにも、2匹以上は飼えないなと思いました(愛知県)
・ペットを連れて避難所へ行けない場合が多いと感じた。皆が動物好きなわけではないから、仕方ないのかもしれないが、ペット可の避難所はほしい(北海道)
・家族同然のペットを、他人に迷惑だからと避難所に連れて行けなかった方がいらっしゃると聞き、とても悲しい気持ちになりました。こういうときの迷惑は、お互い様として、受容されるべきだと思いました(徳島県)
・我が家は被災地であるが、幸い被害は最小だったため、津波の被害を受けたワンコを震災後3ヶ月ほど預った。今でも時々会いに行くが、我々のことを忘れずに喜んでくれる。一緒に苦難を乗り越えて、いまでも我が家の子と同様の想いが強くなった(宮城県)
・苦しい時こそ動物との触れ合いが心の支えになったりするので、動物の存在っていうのは大きいと思う(長野県)
・犬、猫のポピュラーペットの情報ばかりで、エキゾチックペットに関するものがなく残念(千葉県)
・今回の震災で改めて、ペットに対する現実を突きつけられたと思います。私は被災したとしても、市町村の援助は受けられないことを前提に、自力で何とかしなければならない、と思っています。避難所には入らないと思うし。阪神淡路大震災でそうであったように(千葉県)
・阪神大震災のときと比べて、被災ペットの保護の活動などが多く報じられていたように感じます。自分が被災したら、ペットといっしょに避難するためにはどうすればいいのか考えることが多かったです。避難所に犬を連れていけないかもしれないと考えると、今、自動車を所有していないのですが、自動車があったほうがいいなぁと思いました(大阪府)
・新聞に被災ペットについての相談窓口が掲載されたり、被災ペットの保護施設の設置や、被災ペットのケアについて取り組む国会議員がいたりと、この10年くらいで災害時のペット対策がかなり進歩したように思います。この調子で行政の「ペットの防災」業務がどんどん進むと良いなと思います(神奈川県)
・震災当日からしばらくはやはり人間優先の報道に偏り、また、本当は動物たちを案じている人たちも人間を差し置いてペットのために声を上げることにもためらいがあったように思われます。また、一区切りがついて動物たちの話題になるときは悲惨さばかりを強調して、じゃあそのためにどうすればいいかなどの具体策の情報が少ない気がします。寄付にしろボランティアにしろ、もっと伝えて欲しかったです(千葉県)
・水の生き物を手放す方が多いと聞きました。大型の生き物を飼い続けるのは難しいですね。水槽の生き物の預かりポストができたということで、放流してしまうのでなく、一時的に世話してもらえるとうれしいですね(群馬県)


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

被災地のみならず、全国から予想を超える数の回答をいただき、
昨年の震災を機に「ペットと防災」への関心が高まったことを
再確認した、今回の調査でした。

集計結果を見て興味深く感じたことは、
【震災時にやっていてよかったこと】の設問で、
「たまたまドッグフードのストックがあって助かった」や
「キャットタワーをしっかり固定していたので倒れずに済んだ」など、
日ごろ何気なく行っていた行動のなかに、震災時に役立つ
「ペットの防災対策」が数多く見られた点です
(逆に「ペットフードの不足」は、【震災時に困ったこと】の設問で
上位回答のひとつにあがっています)。

「ペットと防災」と言うと難しく聞こえてしまいますが、
「ひとまず今できる最低限のことを実践する」だけでも、
災害時に大きな違いを生むため、
立派な「防災対策」と呼べるのではないでしょうか。

多くの方が心配事としてあげている「ペット同伴避難」の問題などは、
いちペットオーナーの努力だけで解決できるものではなく、
国や自治体主導の対策が不可欠となってくるでしょう。

しかし、被災ペットとオーナーの体験を自分と重ね、そこから自分なりに
教訓を得て、ペットと自身の身を守る術につなげることは、
決して難しいことではないはずです。

今回いただいた被災地の方々の声や、調査で得られたデータが、
何かしらの「ペットの防災対策」につながることを願ってやみません。







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