【アンケート実施期間】2010/1/12(木)〜2/15(月)
有効回答者数:291名(女性198名/男性93名)
「ペット総研」では、「ペットの病気と健康管理」に関するアンケートを当サイト上で実施いたしました。今回は、猫オーナーを対象としたアンケートの調査結果を公開いたします。
★「愛犬の病気と健康管理」アンケート調査結果はこちら!★アンケート対象の愛猫の猫種フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
★アンケート対象の愛猫の年齢
★アンケート対象の愛猫の性別フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
★アンケート対象の愛猫の去勢・避妊についてフラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
★アンケート対象の愛猫の飼育環境フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
--------------------------------------------------------------------------------------------■■■ 動物病院編 ■■■◆2009年に混合ワクチンを接種しましたか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
「受けさせていない」というオーナーがもっとも多く、全体の45%にのぼりました。一方、ワクチン接種を受けさせている人のなかでは「3種混合ワクチン」の接種率がもっとも高いことがわかりました。
◆混合ワクチンは毎年接種していますか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
「毎年接種している」が全体の上位40%を占めましたが、一方で2位には「1度も接種していない」という回答が並び、猫のワクチン接種に関しては、オーナーの考えにより両極な状況になっていることがうかがわれる結果となりました。
◆動物病院を訪れる理由で、もっとも多いのは何ですか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
「病気の治療・検査」が他を大きく引き離して1位となりました。「予防接種」(22%)や「健康診断」(9%)など、猫の場合は予防医療のためというより、具体的な疾病の治療で動物病院を利用するケースが多いようです。
◆どのくらいの頻度で動物病院を訪れますか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
<動物病院を訪れる理由>の結果と同様、「病気や怪我をしたときに行く」が31%でもっとも多く、次いで「半年に1回」「1年に1回」と続きました。
◆ペット保険に加入していますか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
「加入するつもりはない」が6割を超え、逆に「加入している」はわずか7%に留まる結果となりました。猫オーナーの間には、「ペット保険」はあまり一般的な存在になっていないのが現状のようです。
◆昨年1年間の診療費は、合計でいくらぐらいですか?
飼育環境別に見ると完全室内飼いの猫の平均額が、全体平均「2万5101円」を上回る、2万8041円となりました。推測するに、室内飼いの場合は外飼いの猫に比べ健康状態の把握が容易なため、治療をする機会が多いのではと思われます。
--------------------------------------------------------------------------------------------■■■ 健康状態編 ■■■◆現在、愛猫は疾患を持っていますか?(複数回答可)※グラフは疾患を持っていると回答した人のみのデータです。(N=60)

大多数が「特になし」と回答した一方で、何かしら疾患を持っている場合では、猫によく見られる「泌尿器系疾患」がもっとも多く、具体的には「尿路結石」「膀胱炎」「腎疾患」などの疾病・疾患があがりました。
◆愛猫の既往症はありますか?(複数回答可)※グラフは既往症があると回答した人のみのデータです。(N=75)

既往症でも「泌尿器系疾患」がもっとも多く、次いで「皮膚疾患」「目の疾患」が続きました。
◆愛猫の健康について、特に心配なことは何ですか?フラッシュを最新バージョンにアップグレードしてください。
「特にない」を除くと、「肥満」「歯・口」「泌尿器」をあげる人が多いことがわかりました。特に「肥満」では、完全室内飼いでの運動不足や、去勢・避妊手術後に太り出したことに対する悩みをあげる人が多く見られました。
◆ペットの健康管理のために行っていることは何ですか?(複数回答可)
「食事の量・質に気をつける」が上位を占めました。食事の内容や回数は「肥満」はもちろん、「泌尿器系疾患」などの疾病対策にもつながるため、やはり多くのオーナーの関心を集めているようです。
◆ペットの健康チェックで目安にしていることは何ですか?(複数回答可)
日常生活のなかで、「尿や便の状態」「目やに・目の状態」「普段とは違う行動」などを目安に健康チェックを行っているオーナーが多いという結果となりました。
◆その他、愛猫の健康に関する悩みや不安など、自由にお書きください。(以下、抜粋)・完全に家猫で、精神的にストレスを感じていないか心配です。いつも外に行きたそうです。
(ロシアンブルー/5歳/完全室内飼い)・高齢になってきたので健康管理が大変になってきた
(雑種/13歳/完全室内飼い)・毎年同じ時期に口内炎になります。三年連続でした。その以外は健康なのですが高齢猫なので色々心配です。
(雑種/13歳/完全室内飼い)・腎臓の数値を初めて検査しました。獣医はちょっと高めだがこれなら良い言ったのですが、ネットで調べるとやはり高いようで気になっています。
(雑種/8歳/完全室内飼い)・多頭飼いで、尿や便の状態を特定するのが難しいので発見が遅れるのが不安。
(雑種/4歳/完全室内飼い)・道路に出て事故に遭う。
(雑種/1歳/室内・屋外出入り自由)・外にも出しているので、野良猫からもらう猫エイズなど治らない病気になるのが心配です。
(雑種/3歳/室内・屋外出入り自由)・完全に室内だけで飼う場合の肥満予防が不安です。外で他の猫と喧嘩してくるのが心配なのですが、室内で飼うデメリットもあるので…。
(雑種/6歳/室内・屋外出入り自由)・室内飼いなので運動不足になっているような気がしている。
(雑種/10歳/完全室内飼い)・もう19歳になるので健康が心配です。
(雑種/15歳以上/室内・屋外出入り自由)・以前飼っていた犬をガンでなくしました。その時のように、急に腫瘍ができて死んでしまわないか心配です。気をつけていても、あっという間に進行してしまうことがあると思うと、少しの変化も不安に感じます。
(雑種/1歳/完全室内飼い)・引越しをしたことがストレスになり皮膚炎になったと医者に言われ、治療をしていたのですが治らず、他の病院に行ったらアレルギーがあることが判明!治療をして良くなっています。動物も病気が治らないときはいくつかの病院に行くのがいいのだと感じました。
(ロシアンブルー/5歳/完全室内飼い)・我が家の子は、二人とも泌尿系の病気をくり返すので、トイレなどのメモを取るようにしています。
(ラグドール/2歳/完全室内飼い)・20歳を越え、高齢ということもあり、いわゆる「認知症」的な状態にあるようです。徘徊や無駄鳴きをしています。
(雑種/15歳以上/完全室内飼い)・猫白血病発症の不安があります。治すことができれば治してあげたいです。
(7歳/オス/室内・屋外出入り自由)・体重の目安がわからない。
(雑種/1歳/完全室内飼い)・食事について。食べ過ぎているような気がしますがダイエットといってもよくわからないのが悩みです
(アメリカン・ショートヘア/5歳/完全室内飼い)完全室内飼いのオーナーは「肥満」や「ストレス」を、外飼いの場合では「事故」や「猫エイズ」「猫白血病」などの伝染病についての心配事をあげるオーナーが多いという印象でした。また、多頭飼いのオーナーでは「尿や便の状態を特定するのが難しいため、病気の発見が遅れるのが不安」という意見が見られました。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 総評 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
先週発表した「愛犬の病気と健康」に続き、
今回は愛猫の健康にまつわる調査結果でしたが、
猫オーナーの場合は犬オーナーに比べ、
比較的病院を利用せずに健康管理を行っているケースが多い印象でした。
例えばワクチン接種に関する問いでは、「受けさせていない」という人がもっとも多く、
また、通院理由に関して「予防接種」や「健康診断」よりも、
「病気の治療」に特化しているのも、猫オーナーの特徴です。
推測するに、完全室内飼いをする人が増え、外部との接触が少ない分、
愛猫が病気にかかりにくい環境にあるため、
予防医療にあまり関心が向かないのかもしれません。
また、環境の変化を嫌う猫は病院を極端に嫌がることがあり、
通院のたびに大変な思いをしているオーナーも多いものと思われます。
そのような通院の苦労が、病院を疎遠にさせている要因のひとつかもしれません。
一方、猫に見られる疾病では、やはり「膀胱炎」「尿路結石」などの
「泌尿器系疾患」がもっとも多いことがわかりました。
これらの疾病は慢性化しやすいため、きっちり完治するまで治療を続けることと、
「FLUTD(猫下部尿路疾患)」対応フードを利用したり、
水の摂取量をチェックするなど、日々の予防対策がとても重要になってくるでしょう。
愛猫の健康を守るために、小さな異変を見逃さずにいることが大切なのは、
猫も犬の場合と同じです。いざ症状が出てから動物病院を訪れてみたら、
予想以上に悪化していたということがないよう、
日々愛猫の状態をよく観察し、健康チェックを行ってあげてください。
また、猫の場合は年を重ねるごとに腎機能が弱くなる傾向が強いため、
中・高齢期に差しかかった猫は、健康診断を定期的に行うこともおすすめです。