このところ「犬ネタ」が続いたので、今回は「猫ネタ」で行ってみましょう。
今年の春ごろから、巷では
「ねこまんまブーム」が巻き起こっています。
最近の猫はねこまんまを食べませんが、その分、人間がせっせと食べ始めました。
きっかけは、1月に発売された
『おとなのねこまんま』(泰文堂、1050円)。
「かつぶし系」や「みそ汁系」といった基本から、かなり大胆な「ジャンク系」まで、
どれも「分量適当、のせるだけ!」のレシピが136種類も紹介されています。
大ヒットした『おとなのねこまんま』は、7月に第二弾が発売されました。
その名も
『もう一杯 おとなのねこまんま』(泰文堂、1050円)。
こちらは、47都道府県や世界各国の「ご当地ごはん」のエッセンスを取り入れて、
オリジナルなねこまんまにしてしまったレシピが123種類。
これだけブームになれば、ほかの出版社も手をこまねいているわけはありません。
6月に発売されたのが
『みんなのねこめし』(春日出版)。
こちらの本は、料理研究家の方が考案したレシピを中心に、
お手軽さや面白さより「おいしさ」を追求しているのが特徴です。

(それぞれに激しく食欲をそそられます)
そんなわけで、より深く猫の気持ちを理解できるかもしれないという願いを込めつつ、
3冊の本に紹介されているレシピをひとつずつ選んで、食べてみることにしました。
まずは元祖の『おとなのねこまんま』。
本のポリシーである「適当精神」にのっとって、適当にめくったページにあったのが、
「缶づめ系」の中の
「キャベせんコンビーまんま」でした。
その名のとおり、ご飯の上にキャベツのせん切りとコンビーフをのせたものです。

(キャベツのせん切りのコツも教えてくれます)
さっそく制作開始!
キャベツの太さがバラバラなのは見逃してください。
ジャーン! 完成です!
だいたい写真どおりにできて大成功! ……って、失敗のしようがありませんけど。
このあとソースをかけて、ワシワシワシといただきました。
コンビーフの油っぽさとご飯とが、溶け合うというよりも激しく戦い合って、
どうにかしようとソースをたくさんかけたら、ソースの味しかしなくなりました……。
いや、これはこれで、豪快な一品だと思います。
続けざまに、2冊目の『もう一杯 おとなのねこまんま』にも挑戦!
やはりここは生まれ故郷に敬意を表して、三重県にちなんだレシピを作ってみましょう。
三重県モノとして紹介されているのは、このふたつ。
ひとつは、伊勢志摩地方の漁師料理として有名な「手こね寿司」にちなんだ、
「手こね寿司風まんま」。かつおの刺身の代わりに、かつおのフレーク缶で作ります。
もうひとつが、伊勢、いや三重県を代表するお菓子である「赤福」にちなんだ、
「伊勢の赤福気分まんま」。ご飯の上にこしあんをのせて作ります。
なんと奇遇なことに、たまたま前日に、三重県の知り合いがやって来て、
本物の赤福をお土産にくれました。
これはもう「伊勢の赤福気分まんま」を作るしかありません。
どうせなら、本物の赤福をのせてみることにしましょう!
さてさて、どんなお味になったか……!?
というところで、長くなってしまったので、今日はこのへんで。
「本物の赤福まんま」と、もう一冊の「みんなのねこめし」で作ったものについては、
近日中にお伝えいたします。お楽しみに!
〈おまけ情報〉
三重県生まれの私は、赤福に対しては並々ならぬ思い入れがあります。
一昨年の「表示偽装事件」で、明らかに必要以上の非難を受けたときは、
ラジオ番組で「赤福をいじめるな!」という論陣を張らせていただきました。
その様子は、この本に収録されているので、よかったらお読みください。
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もちろん、赤福はそんな災難に負けるようなヤワな存在ではありません。
(食感はヤワですけど)
苦難を乗り越えて、今ではすっかり復活!
以前にも増して、広く深く親しまれています。
夏に地元に帰って何人かの同級生と飲みに行ったときに、赤福の話が出ましたが、
「今の赤福は、前に比べてやわらかくなっておいしい」という意見があったり、
「いや、俺は前の赤福のほうが好きだった。だから、買って帰るとわざわざ凍らせる」
というちょっとブラックな声もあったりしました。
飲みに行ってそんな話題が当たり前に出るところにも、
赤福が地元でいかに愛され、いかに身近な存在であるかを感じていただけるかと存じます。

(ああ、この神々しい輝き……)
すいません。赤福の話になると長くなるので、このへんで。
本当は、赤福が社運をかけて作って伊勢を救った「おかげ横丁」の素晴らしさや、
この季節にぜひ味わいたい「赤福氷」についても語りたいところですが……。
さらに詳しい赤福情報を知りたい方は、
赤福のホームページをどうぞ
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