2008年9月
 
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コラムニスト
石原 壮一郎
(いしはら そういちろう)

1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。以来、大人モノの元祖&本家として、日本の大人シーンを牽引し続けている。雑誌・新聞・ウェブ・携帯サイトなどに多数の連載を持つ。ニッポン放送で毎週日曜日昼12時から放送の『鴻上尚史と里田まいのサンデー・オトナラボ』では、「オトナ力」を研究する教授としてレギュラー出演中。おもな著書は『大人力検定DX』(文藝春秋)、『大人のホメ力』(世界文化社)、『30女という病』(講談社)、『大人の合コン力検定』(ソフトバンククリエイティブ)、『ちょい大人力検定』(河出書房新社)など。ニンテンドーDS版『大人力検定』&『大人の女力検定』も大好評。最新刊は『L25女子力検定』(おシゴトのさじかげん編&恋愛のさじかげん編、メディアファクトリー)。幼少時には、イヌ、ネコ、うさぎ、ニワトリ、金魚、ヤドカリ、鈴虫を飼った経験もある。

公式ホームページ「大人マガジン」
http://www.otonaryoku.jp/
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2008年 9月

続々・赤塚マンガの生き物キャラクターに迫る!
2008/9/28
赤塚不二夫さん追悼企画、第3弾!
前回に引き続き、賑々しくとり行ないたいと思います。
「赤塚マンガの生き物キャラクター 何でもベスト3」

それにしても、こうやってピックアップしてみると、
実に多彩で魅力的で、それぞれにぶっ飛んだ動物キャラクターたちが、
こんなにもたくさん登場していたのかと、あらためて感動させられます。

さてさて、本題にまいりましょう。
その3「複雑な背景を抱えていそうな生き物キャラクター ベスト3」

1位 トロッキー(『狂犬トロッキー』)
2位 黒ネコのタンゴロー(『もーれつア太郎』
3位 ノラウマ(『天才バカボン』)

torokki
(著作権のからみがあるので、例によって、私が真似して描かせていただきました……)


1位のトロッキーは、どうやらソ連の偉い人をモデルにした勇ましい「革命犬」。
本名はレオン・トロッキー。野良犬として生まれて、やがて飼い犬になりますが、
そんな自分の立場に疑問を覚えて決起します。ああ、何が彼をそうさせたのか……。

2位の黒ネコのタンゴローは、全身真っ黒でシルエットはニャロメとソックリな猫。
人間に母親を殺された恨みを抱きつつ、何にでも噛み付く凶暴な日々を送っています。
最初はニャロメと衝突しますが、やがて心あたたまる友情が芽生えます。

3位のノラウマは、競馬のやりすぎで会社をクビになって野良になった馬。
それまでは、中山君という名前でウマ社員として活躍していました。
なぜそこまで競馬にのめりこむのか、なぜ社員になれたのか、謎が多い存在です。


その4「ヤケクソで登場させた感が漂う生き物キャラクター ベスト3」

1位 ちゃわんむし(『レッツラゴン』)
2位 イラ公(『レッツラゴン』)
3位 クソタケイムシ(『レッツラゴン』)

cyawan

おお、なんと1位から3位までを『レッツラゴン』の登場キャラクターが独占!
『レッツラゴン』は、1971(昭和46)年〜1974(昭和49)年にかけて、
小学館「週刊少年サンデー」に連載されたマンガ。
主人公の少年のゴンが父親といっしょに暮らしている設定で始まりましたが、
回を追うごとにシュールで実験的でヤケクソな展開になっていきました。

gonそのハチャメチャぶりは極めてパワフルで、
一部の漫画ファンには強烈に支持されましたが、
残念ながら幅広い人気にはつながりませんでした。
赤塚不二夫としては、自分のやりたいことを
遠慮も加減もなくどんどん盛り込んで、
ギャグマンガの限界に挑戦するという「遊び」を
大いに楽しんでいたと言われています。
(画像は、小学館文庫『赤塚不二夫名作選 レッツラ.ゴン』の表紙 →Amazon

そんなわけで、前回ご紹介したませりやベラマッチャも含めて、
ヤケクソで登場させた感じのぶっ飛んだキャラクターがたくさん出てきます。

1位のちゃわんむしは、ちゃわんむしなのに突然、言葉をしゃべり始めます。
やがてスプーンと結婚。ここまでシュールだと、どう受け止めていいかわかりません。
そもそも、生き物キャラクターに入れていいかどうかも疑問ですが、
まあいちおう「虫」ってことで……。

2位のイラ公は、主人公のゴンの家のオスの飼い猫。
普段はおとなしいのですが、睡眠を邪魔されるといきなり凶暴になります。
足の動かし方が、谷岡ヤスジのマンガに出てくる鳥と似ているのがご愛嬌。

3位のクソタケイムシは、やはり登場キャラである武居記者のクソから誕生した虫。
武居記者は小学館の担当記者がモデルで、赤塚マンガではおなじみの存在です。
そのクソから生まれた虫……。当時の赤塚不二夫のヤケクソぶりが伺えます。

さてさて、3回も引っ張ってしまった赤塚マンガの生き物キャラクターのネタ、
お楽しみいただけたでしょうか。
いろんな生き物キャラに詳しくなったことで、みなさんのペットに対する愛が、
さらに盛り上がったとしたら望外の喜びです。

もっとあれこれ知りたいという方は、↓こちらのサイトをご覧ください。

赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!!
http://www.koredeiinoda.net/index.html


「キャラクター検索」のコーナーには、生き物キャラクターはもちろん、
懐かしの人間のキャラクターも、ズラリと勢ぞろいしています。
天才バカボンのパパの秘密などがわかる「パパの質問コーナー」もオススメ。

ではでは、このところめっきり涼しくなってきましたが、
みなさんもペットもくれぐれもご自愛ください。
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続・赤塚マンガの生き物キャラクターに迫る!
2008/9/21
8月2日に逝去なさった赤塚不二夫さん追悼企画第2弾、
というか前回の続きですが、
「赤塚マンガの生き物キャラクター 何でもベスト3」
ということで、独断と偏見で選ばせていただこうと思います。


その1「地味だけど欠かせない生き物キャラクター ベスト3」

1位 夜のイヌ(『天才バカボン』など)
2位 ドラ(『ひみつのアッコちゃん』)
3位 ませり(『レッツラゴン』)

yorunoinu
(そんなわけで著作権のからみがあるので、私が真似して描かせていただきました……)

1位の夜のイヌは、『天才バカボン』の背景にさりげなく登場する逆立ちが得意なイヌ。
パチンコの『天才バカボン』にも、さりげなく登場していました。
このイヌのおかげで、バカボンのパパやバカボンたちの住む町に、
親しみやすさや深い奥行きが加味されたと言っても過言ではありません。

2位のドラは『ひみつのアッコちゃん』に登場する巨大なネコ。
アッコちゃんの近所のガキ大将の大将の弟の少将が、いつもまたがっていました。
たまに二本足で歩いていた記憶もあります。

赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!!
http://www.koredeiinoda.net/index.html


でも、↑ここの「キャラクター検索」のコーナーに登場していないのが、とても不憫です。
リクエストできる仕組みもあるようなので、どなたかよろしくお願いします(←他力本願)。

maseri



3位のませりは『レッツラゴン』に登場する毛虫のキャラクター。
ケムンパスにサングラスをかけさせて、ひげを加えたような風貌です。
「〜しませり」と語尾に「ませり」を付けながら、
たまに深いことを言ったりします。




その2「人間顔負けの存在感を示す生き物キャラクター ベスト3」

1位 ココロのボス(『もーれつア太郎』)
2位 ベラマッチャ(『レッツラゴン』)
3位 菊千代(『花の菊千代』など)

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1位のココロのボスは『もーれつア太郎』に登場する「親分さん系」な稼業のタヌキ。
「〜のココロなのだ」や「はあー、ポックン、ポックン」が口癖で、
どこに行くときも、目のふちが黒いふたりのコブンを引き連れています。
コワモテ風だけど実は心優しく、たまにしんみりさせる行動に出たりもします。

2位のベラマッチャは「レッツラゴン」の中で大暴れする元野生のクマ。
主人公のゴンが家来として山から連れてきて、苦労の末に人間の言葉をマスターします。
強引な設定ですが、ゴンのおかげでマンガ全体の破壊力が増していると言えるでしょう。

3位の菊千代は、赤塚不二夫さんの飼い猫をモデルにしたキャラクター。
本物の菊千代も「バンザイをする猫」として人気者でした。
名前の由来は、黒沢明監督の「七人の侍」で三船敏郎が演じた菊千代。
カエルのベシが語尾に「べし」を付けるのも、
「七人の侍」の長老のセリフがヒントになったと言われています。


さてさて、このシリーズ、やり始めたら止まらなくなってしまいました。
来週ぐらいに第3弾をアップしようと思います!
どうか、よろしくお付き合いください!

この記事をきっかけに、かつて親しんだ赤塚マンガのキャラクターを思い出して、
楽しくなったりシンミリしたりしていただけたら幸いです。
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赤塚マンガの生き物キャラクターに迫る!
2008/9/15
漫画家の赤塚不二夫さんが、8月2日、72歳で逝去なさいました。
「おそ松くん」「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」などなど、
赤塚さんのマンガに、どれだけ楽しませていただいたかわかりません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

現在、ペット総研のトップページでも、追悼記念投票ということで、
赤塚作品に出てくる生き物キャラクターの人気投票が行なわれています。
そちらと連動しつつ、赤塚作品の生き物キャラクターにスポットを当てて、
いろんな「ベスト3」を勝手に決めさせていただくとしましょう。

生き物系の中で「メジャーなキャラクター ベスト3」ということになると、
これはもう文句なしに、ペット総研の投票に登場している、
ウナギイヌ、ニャロメ、ケムンパスの3匹で決まり!

9月15日現在の投票結果では、
1位がニャロメ、2位がウナギイヌ、3位がケムンパスという順になっています。
インパクトといい人柄ならぬ猫柄の味わい深さといい、やはりニャロメは強いですね。
今後、ウナギイヌやケムンパスが追い上げて、大逆転が起きたりするのでしょうか。

nyarome
(本物の画像を載せるのは著作権的に問題があるので、私が真似して描きました……。もしかして、ファンのみなさんや関係者のみなさんに余計に失礼だったらすいません)


メジャーな存在である3匹に敬意を表して、
それぞれについての豆知識をご紹介しましょう。

まずはニャロメ。

●初めて登場したのは「もーれつア太郎」。70年前後の大学紛争では反体制のシンボルになった。
●ニャロメのモデルは、赤塚不二夫が少年時代を過ごした大和郡山市にいた野良猫というのが定説。赤塚少年たちが池に投げ込んで石をぶつけたが、数日後に姿を現わして赤塚少年たちをにらみつけていたとか。赤塚が自分の少年時代のことを描いたマンガの中にも、そのネコのエピソードが描かれている。
●ニャロメ自身はニャンゲンのキャワイ子ちゃんが大好きだが、そんなニャロメに想いを寄せているのが頭にリボンをつけた通称「恋する名無しネコ」。ルックス的にはやや難があり、ニャロメには冷たく扱われるが、一途に恋心を抱き続ける。

続いてはウナギイヌ。

●初めて登場したのは「天才バカボン」。父親がイヌで母親がウナギ。故郷は浜名湖。話し方はとても丁寧で、語尾に「ワンワン」をつけるのが特徴。バカボンのパパに何度か蒲焼にされたが、またすぐに復活している。
●2007年5月に、故郷ということになっている静岡県浜松市のマスコットキャラクターに選ばれて「浜松福市長」に就任。浜松を盛り上げるために頑張っている。ま、ウナギイヌ自身がとくに何かをしているわけではない。
●2007年7月に湖池屋から「ポリンキー ウナギイヌのかばやき味」が発売された。湖池屋が属するフレンテグループとバンダイとの初コラボレート食品。ウナギイヌっぽい味がしたかどうかは不明。その後、キン肉マンやキャプテン翼のポリンキーも登場した。
porinky(湖池屋のサイトより)

最後にケムンパス。

●初めて登場したのは「もーれつア太郎」。ニャロメやカエルのベシととともに、原っぱの土管に住んでいる。自分のことを「小生」と呼び、語尾に「〜でやんす」をつけるのが特徴。毛虫だが、いつまでたってもサナギにはならない。
●「もーれつア太郎」がアニメ化されて、ニャロメやケムンパスの人気も急上昇。1969年には「ケムンパスでやんすの唄」というレコードも出された。人生泣き笑いだから、のんびり暮らすでやんす……という歌詞。B面は「ニャロメの唄」。
●名前の由来は、赤塚がサロンパスのコマーシャルを見て、毛虫とサロンパスを組み合わせることを思いついたから、と言われている。

と、さしあたってと思いつつメジャーなキャラクターについてかいていたら、
すでにずいぶん長くなってしまいました……。
いろんな「ベスト3」については、勝手ながら次回ってことで。

たとえば「地味だけど欠かせない生き物キャラクター ベスト3」で、
↓このキャラクターを取り上げてみたりとか、そういう感じでやろうと思っています。
yorunoinu

赤塚作品に登場するキャラクターについて、さらに詳しく知りたい方は、
↓こちらの公認サイトにある「キャラクター検索」のコーナーをご覧ください。
いろんな懐かしいキャラクターと再会しつつ、赤塚不二夫さんを偲びましょう。

赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!!
http://www.koredeiinoda.net/index.html

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