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コラムニスト
石原 壮一郎
(いしはら そういちろう)

1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。以来、大人モノの元祖&本家として、日本の大人シーンを牽引し続けている。雑誌・新聞・ウェブ・携帯サイトなどに多数の連載を持つ。ニッポン放送で毎週日曜日昼12時から放送の『鴻上尚史と里田まいのサンデー・オトナラボ』では、「オトナ力」を研究する教授としてレギュラー出演中。おもな著書は『大人力検定DX』(文藝春秋)、『大人のホメ力』(世界文化社)、『30女という病』(講談社)、『大人の合コン力検定』(ソフトバンククリエイティブ)、『ちょい大人力検定』(河出書房新社)など。ニンテンドーDS版『大人力検定』&『大人の女力検定』も大好評。最新刊は『L25女子力検定』(おシゴトのさじかげん編&恋愛のさじかげん編、メディアファクトリー)。幼少時には、イヌ、ネコ、うさぎ、ニワトリ、金魚、ヤドカリ、鈴虫を飼った経験もある。

公式ホームページ「大人マガジン」
http://www.otonaryoku.jp/
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2007年12月

犬と猫、それぞれとの「適度」な付き合い方とは?
2007/12/17
みなさん、こんにちは。
2007年も残すところ、あと2週間です。
悔いのないように、さらに勢いよく、ペットに愛情を注ぎましょう。

さてさて、今回もペット総研が総力を挙げて行なった調査を元に、
2007年の日本におけるペット事情を探ってみたいと思います。

またまた、いろんな項目について、
犬オーナーと猫オーナーの傾向を比較してみましょう。
まずは「一日のうち、ペットと遊ぶ時間はどのぐらいですか?」という質問。

犬オーナー

1.30分以上1時間未満  ……37%
2.1時間以上2時間未満  ……31%
3.2時間以上       ……19%
4.30分未満       ……13%

猫オーナー

1.30分以上1時間未満  ……41%
2.30分未満       ……32%
3.2時間以上       ……18%
4.1時間以上2時間未満  ……9%

大ざっぱに見ると、「1時間未満」に当てはまるのは、
犬オーナーはちょうど50%なのに対して、猫オーナーは73%を占めています。
どうやら、猫オーナーのほうが「短期集中型」の傾向があると言えるでしょう。
もちろん、遊ぶ時間の長さと愛情の深さは、まったく関係ありません。

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次は「ペットにかける費用は1ヶ月につき、どのぐらいですか?」という質問。
選択肢がたくさんあるので、あらかじめ大きくふたつに分けてしまいます。

犬オーナー

5000円未満  ……47%
5000円以上  ……53%

猫オーナー

5000円未満  ……69%
5000円以上  ……31%

どうやら平均的には、犬オーナーのほうが、たくさんの費用をかけているようです。
もちろん、かける費用と愛情の深さは、まったく関係ありません。

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ついでに、もうひとついってみましょう。
「どのぐらいの頻度で、ペット関連サイトを訪れますか?」という質問。
「ペット関連サイト」とは、情報サイトやペット用品の通販サイトなどを指します。
これも、あらかじめ大きくふたつに分けてみます。

犬オーナー

毎日もしくは週に1〜2回程度  ……75%
月に1〜2回程度より少なめ   ……25%

猫オーナー

毎日もしくは週に1〜2回程度  ……64%
月に1〜2回程度より少なめ   ……36%

ちなみに「毎日」と答えた人は、犬オーナーは35%、猫オーナーは20%でした。
ここでも犬オーナーのほうが、熱心にサイトをのぞいている様子が伺えます。
もちろん、ペット関連サイトを訪れる頻度と愛情の深さは、まったく関係ありません。

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そんなわけで、3つのアンケートとも、数字的には犬オーナーのほうが、
「よりのめり込んでいる」と言える結果になりました。
しかし、何度も強調しますが、それと愛情の深さとは別もの。
犬と猫、それぞれに合った付き合い方や、それぞれに合った距離感があります。

それぞれ、自分が当てはまるほうのデータだけを見て、

「おお、遊ぶ時間もかける費用も、ウチはけっこう多いほうかも」
「おお、みんなこんなに頻繁にサイトを見ているのか」


などなど、いろいろ思いを馳せてください。

もちろん、それぞれの平均より多目だろうが少な目だろうが、
愛情の深さとは、まったく関係ありません。
自分と自分のペットにとって、もっとも心地よい関係を築くことが大切です。

「だったら、最初からこういう調査結果を発表しなくてもいいのでは?」otona02
と言われそうですけど、ま、全体の傾向を知った上で、
自分ちと比較しながら、自分に都合のいい解釈をしつつ、
その一致具合や、食い違い具合を気軽に楽しんでいただければと存じます。

西郷さんが連れている犬に詳しくなろう!
2007/12/03
みなさん、こんにちは。
いよいよ12月ですが、寒さにも師走のあわただしさにも負けず、
今日も力いっぱいペットを可愛がってらっしゃることと存じます。

唐突ですが、上野公園にある西郷隆盛の像を思い浮かべてみてください。
イナセな着流し姿で、右側に犬を連れてますよね。
あの犬の名前をご存知でしょうか?

saigou

答は「ツン」。
ツンは、虎毛のメス犬で、今では絶滅してしまったとされる薩摩犬です。
明治のはじめ、東京から鹿児島に戻っていた西郷さんが、
鹿児島県の藤川天神にお参りに行った途中、境内でこの犬に出会い、
その凛々しさに「ひと目ぼれ」。
飼い主に頼み込んで譲ってもらい、代わりに馬1頭を進呈したそうです。

とまあ、いきなり西郷さんの犬の話を始めたのは、
実は先月の下旬に、仕事で鹿児島に行ってきたからです。安易ですいません……。
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(鹿児島港からのぞむ桜島。屋久島や沖縄に行く船が停泊していました)

鹿児島テレビの夕方の情報番組に呼んでもらって、大人力について語ってきました。
番組名は「ナマ・イキVOICE」(←番組のサイトにリンクしてます)。

夜は芋焼酎をご馳走になったり、かるかんをお土産に貰ったりと、
とてもあたたかく迎えていただいて、一気に鹿児島が大好きになりました。

そんなわけで、鹿児島テレビの女子アナのみなさんを交えて、
とても幸せな気持ちでお酒を飲んでいるときに、西郷さんの話題になり、

「東京の西郷さんの像は、着流し姿でツンを連れていてビックリしました。
鹿児島にある西郷さんの銅像は軍服姿だから、私たちにとっては、
西郷さんといえばそういうイメージなんですよ」


と教えてくれました。
なるほどとうなづきつつ、何となく引っ掛かりが……。

「ん? もしかして『ツン』というのは、あの犬の名前?」

聞いてみるとその通りで、鹿児島の人にとっては常識だそうです。
うーん、上野の銅像はおなじみでしたが、犬の名前は知りませんでした。otona01

これも何かのご縁と、帰ってから、ツンについていろいろ調べてみました。
上のほうに書いた西郷さんとツンとの出会いも、なかなかドラマチックですが、
そのほかにも、味わい深いエピソードをたくさん残してくれています。

・ツンはウサギ狩りが得意。
・ツンは、西郷さんに飼われるようになってからも元の飼い主のところに何度も戻った。
 ちなみに、鹿児島から元の飼い主のところまでは50キロメートルぐらいあります。
・ツンの故郷の藤川天神には、平成2年にツンの銅像ができた。
・絶滅したと思われた薩摩犬だが、昭和の末期に鹿児島の山中で純血種の血統を色濃く残した
 犬が発見され、交配を重ねて、新たに血統書が発行されるまでに「復活」した。
 ただし、国や県の天然記念物には指定されていない。
・上野の西郷さんの像は、西郷さんとツンは別の人が作った。西郷さんは高村光雲、ツンは
 後藤貞之の作。皇居前の楠木正成像も同じコンビの作で、後藤は馬を作った。
・後藤がツンの銅像を作ったときは、ツンはもう死んでいたので、別のオス犬をモデルにした。

キリがないので、このぐらにしておきます。
ツンという歴史に名を残している犬について詳しくなることで、
犬全般への愛情をさらにふくらませていただくことができたでしょうか。

お土産代わりと言っては何ですが、
下の写真は、鹿児島空港で見つけた「ツン関連グッズ」です。
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「西郷さんといえば軍服」のイメージが強いという鹿児島ですが、
お土産の世界では、ほかの地方の人のイメージを尊重してくれているのか、
着流しのものがほとんどでした。そんなところにも鹿児島の人のやさしさが……。
ま、カスタネットになってしまったら、服は関係ありませんけど。



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